これは、性格の問題ではありません。
会社では中堅、あるいはリーダー。家に帰れば母であり、妻であり、娘でもある。
周りからは「しっかりしている人」だと思われていて、実際そのとおりにこなしている。
誰かに迷惑をかけているわけでも、手を抜いているわけでもありません。
それなのに、朝がいちばん重い。
「どうしてこんなに頑張っているのに、満たされないんだろう」——
この問いに答えが出ないまま、何年も過ぎてしまう方がとても多いです。
自己啓発の本は読みました。マインドフルネスのアプリも入れました。
いいことを言っている発信者をフォローして、気の合う友人にも相談した。
そのたびに少し軽くなって、三日で戻る。これをもう何度か繰り返しています。
うまくいかなかった理由は、はっきりしています。
知識は増えたけれど、自分ひとりでは自分の思考の癖に気づけないからです。
同じ場面で同じ反応が出るということは、そこに繰り返し使われている手順があるということ。
手順であれば、書き換えられます。ただし、外から見てもらう必要があります。
「がんばり方」を変えるのではなく、「がんばらなくていい理由」を先に手に入れる。
自己肯定感が上がらないのは、意志が弱いからではなく 「がんばらないと価値がない」という設定が20年前に入ったままだから。
その設定は、自分ひとりでは見えない。第三者に問われて初めて言語化される。









